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プログラマ向けの話題です。
サイズ変更グリッパーというのは、ウィンドウの右下にある、サイズ変更のためにドラッグできる一角のことです(上図)。
サイズボックスというのが正式名称なのかな。
これは、スクロールバーに SBS_SIZEBOX スタイル(ウィンドウスタイル)を設定することにより作成できます。
また、ステータスバーに SBARS_SIZEGRIP スタイル(ステータスバースタイル)を設定すると、グリッパー付きのステータスバーになります。
今まで後者の方法しか知らなくて、サイズ変更グリッパーを付けるために、無意味にステータスバーを追加したりしていました。
何かしらのステータスが表示されるわけなので、まったく意味がないわけではありませんが、不要なところは削ってしまった方がすっきりします。
というわけで、次バージョンではいくつかのダイアログからステータスバーを削除する予定です。
前者の方法に気付いたのは、WTL
[URL]
の、CDialogResize のソースコードを見ていたときです。
これは、ダイアログの大きさを変更したときに、コントロールの位置や大きさを調節するためのクラスです。
ちなみに、RH1FFT では WTL を使っていません。MFC をスタティックリンクしています。
CDialogResize 相当の処理も、自前で行っています。
改めてファイル選択ダイアログなどを Spy++
[URL]
で見てみると、確かにスクロールバーですね。
もっと早く気付いていれば良かったんですが。
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