チャープ波の相関関数
2006-06-23


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に引き続き、チャープ波を使ったデモンストレーションです。
今回は相関関数を計算してみます。

上図は f1(t) = 400 + 500 t (Hz) と f2(t) = 500 + 500 t (Hz) のチャープ波の相互相関関数です。
f2(t - 0.2) (f2(t) を正方向に 0.2 ずらしたもの)が f1(t) とぴったり重なるので、相互相関関数は 0.2 (s) のところで最大値を取ります。

ちなみにその最大値(T=0.2 における値)は f1(t) の自己相関関数の T=0 のときの値と同じになります(相関関数の値は正規化されているため)。
その値は ∫_0^1 sin(2π(400t+250t^2))^2 dt = 0.5 であり、これはあらゆる正弦波、チャープ波の自己相関関数の T=0 のときの値と同じです。


※ 2006/7/1 修正をコメント欄に追加しました。
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